解る人だけ解ってくれればいい話。
そういう訳なので、今回はスルーした方が良いと思います。
ボクは小さい時から小心者で気が小さく、内外からの圧力にも弱くてその上泣き虫なのでよく虐められていました。
今で言う様な深刻ないじめではありませんが、される方からすればどんな行為もやられているという感覚は同じなんです。
特に小学5年までは何をされてもダメで、くよくよしては内にこもって毎日をやり過ごすと言う日々でした。
もちろん、友達はいましたし、全部が全部ダメっていう訳でも無いし、今でいうニートみたいのでもありませんけど、やっぱりそういう思いしか出てきません。
ただ、成長していけば少しずつは対応の仕方が解って来るもんで、上手く『避ける』技術は身について来たんです。
その甲斐があってなのかどうかは解らないけど、中学の頃には何とか乗り切れるようになり、あまり内にこもらずに済むようになりました。
中でも良かったのは小っちゃいながら、ほんの少しながら『あるゲーム』のみ他の人より出来たからって言うのもあり、人に頼られる様になったからなんです。
そう、『ドラゴンクエスト』です。
始めは逆に押しつけで買わされただけだったんですけど、やって行くうちに嵌っていき、とうとう他の余計な(外伝的なもの)物にまで手を出したのでそれが逆に他の人が知らなかったから話を『聞いて貰える』って言う事で少しずつ自信めいたものが出来たのです。
当時はネットなんてありませんから、情報は当時の『ファミコン通信』や『ファミリーコンピュータマガジン』などで、隔週刊の発行物でしたし、他の発売本もなかなか出なかったから余計なのかもしれません。
相手にされなかったのが逆にされるようになり、ようやく人並みな感覚が持てたのは多分中3の頃かな?
それでもまだ、いじめはまだありましたけど、中3ですからね、あと少しで卒業、高校へ行けば会いたくない人とも離れられるからなんとかなりました。
お蔭で要するにある意味『高校デビュー』になりましたかね。
まぁ、だからと言って小心者ですから大きく何かをしでかすことなんて無かったですけど。
そんな子供時代ってやっぱり根が深いもので何かの拍子にフラッシュバックされる訳です。
なんてことない時、好きなコトしている時でも現れる時があるんです。
中でも映像で見た時は反応が早い。
『そうだ、こんなことをされていた…』
こういうのが思い出されると直情的で感情的なボクには、だーっと抑えなければいけないものまで出て来てしまうんです。
子供の頃抑制されたものが、今は無いから出やすくなってしまったんです。反動が大きく出る様になってしまったんです。
しかも性質が悪いのは『対相手』が目の前にいないと出やすいっていう。
今は少しは良いんですけど、もともと言葉の中身も無く、感情的に言うもんだからそういうのを見られて鬼だの悪魔だのとも言われたりしました。
そう、もう、こういうのを言われる時点で表面上は子供の頃と正反対になってしまっているんです。
まぁ、いじめたりはしませんよ。それは出来ないと言うかさっきのいわゆる映像が自分で作るようなもんだから。
で、まぁ、今日ですね、その、ある映像から自分の過去を思い出し、それがされている人とシンクロしちゃったもんでやっぱり負の感情が出て来てしまい、おかしくなっちゃって。
やっぱり相手に上手く伝わらなかった訳なんです。
つくづく自分の情けなさを痛感したんです。もう30も後半になっているのにこんなんばっかりだなって。
ただ、幸いなことに相手は凄く優しくて。
普通相手にしなきゃ良いと思うんですけど、一から順にきちんと説明してくれたんです。
もちろん、本当はボクも解っていて、それが言いたかったんです!って言えば良いんですけど、相手も忙しいでしょうし、更にこじれそうな言い方をしてはいけないと思ったので、自分の所で書いたと言う訳です。
本当に嬉しかった。
相手はどう思っているか解らないけど、仲間、友達って良いなって思いました。本当に感謝しています。
ただ、やっぱりボクは小心者なのでどこか避けられてしまうかもしれない事を思いっきり恐れています。恐れていては逆に離れられてしまうかもしれないけれども。
でも、そんな事は無いと思って貰えるなら今後もよろしくお願いしたい。
やっぱりうまく書けないけれど、なにかアクションを起こさないのもいけない、悪い、と思ったのでここで書きました。実際本人が見たら迷惑かもしれませんが。
すみませんでした。そして本当にありがとうございます!!